整骨院・接骨院・整体・整形外科の違い

捻挫治療の違い

捻挫治療に対する整形外科と整骨院・接骨院の違いについてお話します。

捻挫とは『靭帯』の損傷を指し、『靭帯を伸ばす』『靭帯の一部が切れる(部分断裂)』『靭帯が完全に切れる(完全断裂)』など、それぞれで症状に違いがあります。

靭帯とは、骨と骨の連結部分である『関節』を安定させる強靭な組織ですが、無理な体勢の時に『関節』へ体重(などの強い負荷)が掛かると、靭帯が支えきれなくなり損傷を起こし『捻挫』と言う状態になります。

捻挫は『関節』を安定させる『靭帯』の損傷

捻挫は、足首を捻った時の足関節、スポーツで不意に衝突されたり無理な体勢で転倒した時の膝関節などで多く見られ、1度伸ばされた靭帯は元に戻らないのも特徴です。

捻挫の症状は靭帯の損傷具合によって大きく違いますが、共通するのは『痛みのある部分に熱を持ち腫れる(炎症)』『特定の動作による痛み(動作痛)』になります。

捻挫の特徴は『炎症』『動作痛』

整形外科と整骨院・接骨院の違いはレントゲンやMRIなどの画像診断を撮れるか撮れないかですが、捻挫の治療も『明らかに軽い捻挫』と思われる症状を除けば、整形外科医院(病院)に受診することをおすすめします。

靭帯はレントゲンに写らないので捻挫を正式に診断することはできませんが、『骨折』をしていないかどうか見分ける意味でのレントゲン撮影は有効です。

明らかな『軽い捻挫』を除けば、整形外科医院(病院)へ受診する

実際に、整骨院や接骨院で『捻挫』と診断された症状が『骨折』だったという場合もあります。

足首を捻ったりした場合は、レントゲンで骨折が見つからなければ捻挫が多いのですが、1ヶ月以上治療を続けても痛みが変わらない場合は、MRI検査を行う必要もあると思います。

MRI検査は、治療を続けても改善しない場合に必要

また、整骨院や接骨院では、寝違えを『頚椎捻挫』、ぎっくり腰を『腰椎捻挫』と診断する場合もありますが、これらの症状は『捻挫』では無いケースも多く見られます。

『朝起きたら首が動かない症状』や『少し重い物を持って起こったぎっくり腰』程度の衝撃では、靭帯が伸ばされるまでの負荷は掛からず、筋肉が伸ばされただけの『筋挫傷』という症状になります。

筋挫傷については次回詳しく説明します。


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