整骨院・接骨院・整体・整形外科の違い

働きながら整体を学ぶ際の大きなデメリットとは?

何を持って『整体の技術』と言って良いかは分かりませんが、整体は『人間の体を扱う治療』になるので、最低限の人体の構造(解剖学・運動学)や機能(生理学)を頭に入れる必要があります。


また、『働きながら技術が学べる』という整体院は、短い研修期間にマニュアル治療だけを教え込み、すぐに治療を行わせる傾向があります。


私が整体学校で講師をしていた時に、学生の中に『患者さんは習った技術を試す実験台』と少し勘違いしている人もいましたが、『働きながら技術が学べる』という整体院はこれに近いものがあると思います。


患者さんは肩こりや腰痛などの悪い症状があり、それを改善する為に整体院へ来院しているので、整体師として『治す事』を最優先に考えなくてはいけないはずです。


整体師として『何が大切か』については人それぞれの考え方があると思いますが、『患者本位』ではない治療には、治療家としてとても大切な部分が欠けていると私自身は思います。


整体の技術を学ぶには、最低限の人体の構造(解剖学・運動学)や機能(生理学)を頭に入れた上で、治療経験が豊富な先生の元で指導を受け、経験、経験、さらなる経験が必要になると私は考えています。


『働きながら技術が学べる』と言う整体院の先生が、治療経験豊富で医療者としての人格を備えた方であるのならば、必ずしも整体の学校に通う必要もないと私は考えています。


しかし、経営者となって治療をほとんど行っていないような整体師や、アルバイトの先輩が整体を教えてくれるような整体院の場合は、『患者さんにとって意味のある存在』でなければならない『治療家の存在意義』を考えたら、逆に学ばない方が良いと思います。


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